メモリ状況の確認
以下のコマンドを実行してメモリの使用状況を確認します。
free -h
出力例
total used free shared buff/cache available
Mem: 1.9G 1.8G 50M 20M 50M 30M
Swap: 0B 0B 0B
スワップ領域の追加方法
スワップ領域を作成することで、サーバーがメモリ不足になった際にディスクを一時的にメモリとして使用できるようになります。以下はスワップ領域の追加手順です。
1. スワップファイルの作成
1GBのスワップファイルを作成します。容量はサーバーの用途に応じて調整してください。
sudo fallocate -l 1G /swapfile
2. スワップファイルの権限変更
セキュリティを保つために、スワップファイルの権限を変更します。
sudo chmod 600 /swapfile
3. スワップ領域の初期化
作成したファイルをスワップ領域として初期化します。
sudo mkswap /swapfile
4. スワップ領域を有効化
以下のコマンドでスワップ領域を有効化します。
sudo swapon /swapfile
5. スワップ領域の確認
スワップ領域が有効になったことを確認します。
free -h
Swap の項目に、先ほど作成したスワップ領域の容量が表示されていれば成功です。
6. 再起動時の有効化
サーバーを再起動してもスワップ領域が有効になるように設定します。
echo '/swapfile none swap sw 0 0' | sudo tee -a /etc/fstab
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