知り合いの高校生が現金でバス通学(ときどきゆいレール)してるらしいので、OKICAカードのお得さと、各社(ゆいレール、那覇バス、琉球バス交通、沖縄バス)の定期券が何日で元が取れるのか等調べてみました。
通学定期だけでもよかったんですが通勤定期はついでです。
定期券の金額
定期券の金額は片道の区間運賃毎に決まっているようです。
ゆいレールの定期券
ゆいレールの定期券は区間運賃が5種類しかないのでシンプルですね。
同じ区間運賃でも1か月より3か月、3か月よりも6か月の方が割引率が高くなります。
那覇バスの定期券
那覇バスの定期券の情報はなぜか琉球バス交通のサイトにありました。
月間想定利用回数が50回と他のバス会社の60回に比べて低いのでお得になっているようです。
通学定期には通学遠距離逓減という考え方があるらしく、区間運賃590円以降どんどん割引率が上がっていくので横に割引率を算出しました。乗る人をまったく想像できませんが、最高71%割引ってすごいですね。
琉球バス交通の定期券
琉球バス交通の定期券は月間想定利用回数が60回、通学遠距離逓減は那覇バスと同じようです。
沖縄バスの定期券
沖縄バスは運賃150円の区間があるようです。その他は琉球バス交通と同じようです。
東陽バスの定期券
東陽バスの定期券の情報は探せませんでした。
定期券の各社比較
同じ区間運賃で各社を比較すると通勤定期は那覇バスがお得で、通学定期はゆいレールがお得なようです。
那覇バスの240円区間の通学定期は7,200円なので、定期券の金額で比較するとゆいレールの270円区間まではゆいレールの通学定期がお得なようですが、那覇バスの240円区間は那覇市内フリー定期で市内区間乗り放題なので悩みどころかもしれません。
OKICAのポイント
定期券と比較するためにポイントの情報をまとめました。
OKICAカードの月間利用金額に応じてポイントが付与されるのですが、バスとゆいレールでは付与される条件が異なるようです。
ポイントでも思ったより還元率が高い印象ですが、ゆいレールは2019年9月から学生以外の還元率を7%から3%に下げたようです。2020年3月からのSuica対応でコスト増を理由にさらに還元率を下げないか気になります。
定期券の元が取れる日数
OKICAカードにチャージして通った場合「区間運賃×日数×2回-付与ポイント」と、
1か月の定期券の金額を比較しました。
ゆいレールの定期券の元が取れる日
ゆいレールの場合、通学定期は15日で元が取れます。通勤定期は20日で元が取れます。
通学定期の割引率が高いですね。
那覇バスの定期券の元が取れる日
那覇バスの通学定期は16日で元が取れます。通勤定期は18日で元が取れます。
通学遠距離逓減があるので区間運賃が590円以上になると、15日、14日と下がって最短8日で元が取れてしまいます。
沖縄バスと琉球バス交通の定期券の元が取れる日
沖縄バスと琉球バス交通の通学定期は18日で元が取れます。通勤定期は22日で元が取れます。
まとめ
月間3,000円以上使うなら、OKICAカードを使った方がお得になりそうです。1か月の利用回数から通学定期を購入するか判断できると思います。
基本的にはゆいレールがお得だと思いますが、那覇バスの240円区間(市内フリー定期)や、その他の琉球バス交通や沖縄バスの路線も比較していったらいいと思います。